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私、海外旅行に畳持参の思ったことをぼそぼそ・だらだらと書き綴ります


by kaigaitata
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没後11年

サンマリノGPのレース中、タンブレロコーナーに激突して帰らぬ人となった
アイルトン・セナが亡くなって今日で丸11年になりました。

その年からリアルタイムでもレース中継を見るようになり始めた矢先の事故。
(それまではビデオ録画して後で見ていました)
最初に事故を知ったのは中継前のスポーツニュース「スポーツWAVE」
そこで大事故が起こったということがわかり、その犠牲者がセナとわかったときは
何が何だかまったくわかりませんでした。
ちなみに関西では予選の放送がなかったので
前日のローランド・ラッツェンバーガーの事故死は中継の最初に知りました。

そして中継が始まってからセナの事故の映像が流れたのを見て
大ファンというわけではなかったのに激しく動揺しました。
セナがコース脇に寝かされて手当てを受けている間、今にも崩れそうになっていました。
そして「セナ死亡」の一報が入ったときは、体中の力が抜けました。
私でもそうなったのですから、ファンの方にとっては想像を絶する時間だったと思います。

それから数日は放心状態で、ゴールデンウィークを楽しむ気力もありませんでした。
その後に行われたセナ追悼イベントにも行きました。
それだけセナの存在が私の中にあったことが自分でも意外に思えました。

セナが亡くなったのは34歳、あれから11年経ち、今の私の年齢も34歳。
あのレースの映像を今まで以上にいろいろと考えながら見ていました。
もし今の私が死んでしまったら…とても考えられないし、考えたくもありません。
毎年5月1日に見ている'94年サンマリノGPのビデオは
今年からDVDに変わりました。
それでもあのレースを見るときの気持ちは11年経っても変わる事はありません。
過去なんだけど、まだ過去になりきれないのです。
by kaigaitata | 2005-05-01 21:50 | F1